フライパンを購入する際の“大きさの目安”とは？

フライパンを選ぶときに、意外と迷うのが「サイズ」だと思います。
20cm・24cm・26cm・28cm…と幅広くラインナップされていますが、実際どの大きさが使いやすいのでしょうか？
今回は、ご家庭の人数や用途に合わせたフライパンの大きさの目安をご紹介します。

基本の目安は「人数 × サイズ」

• 20cm前後：卵焼きやソーセージなど、1人分の朝食やお弁当用に便利です。小回りが利くのでサブフライパンとして活躍します。
• 24cm前後：2人分程度の料理にちょうど良いサイズ。パスタ2人前や、ちょっとした炒め物に使いやすい万能型です。
• 26cm前後：3人分まで対応できる、最も人気のサイズです。家庭のメインフライパンとしておすすめです。
• 28cm以上：4人分以上や、まとめて調理したいときに便利です。野菜炒め、餃子、チャーハンなど大皿料理に重宝します。

料理シーン別の選び方

• 朝食や軽食メイン → 小さめ（20cm・24cm）
• 夕食のおかずづくりが中心 → 中サイズ（26cm）
• まとめて作り置きや家族分の炒め物 → 大きめ（28cm）

また、キッチンのコンロの大きさも忘れてはいけません。
28cm以上のフライパンは五徳からはみ出しやすく、熱が均等に伝わらないこともあるので注意が必要です。

鉄製フライパンなら「やや小さめ」でも◎

鉄製フライパンは熱の伝わり方が強く、少し小さめでも十分な調理力があります。
例えば26cmの鉄製フライパンなら、一般的な28cmのテフロン加工フライパンに匹敵する仕上がりが得られることもあります。

さらに鉄製フライパンは育つ道具です。長く使うことで油なじみが良くなり、こびりつきにくくなるため、料理初心者からベテランまで幅広く対応してくれます。
鉄の特性を考えると 「26cmを基準に、サブとして20cmを持つ」 という組み合わせがおすすめです。

まとめ

• 20cm：1人用（朝食・お弁当に）
• 24cm：2人用（万能タイプ）
• 26cm：3人用（家庭の定番）
• 28cm：4人以上（まとめ調理）

鉄製フライパンを選ぶなら「少し小さめでも力を発揮する」ことを覚えておくと安心です。

👉 フライパンの大きさは「家族の人数」だけでなく、「どんな料理を作るか」によっても最適解が変わります。
毎日の献立やライフスタイルに合わせたサイズを選べば、調理の快適さも、料理の仕上がりもぐっと変わります。ぜひ一度、自分の台所に合ったちょうどいい一枚を見つけてみてください。

ちなみに「 食パン専用鉄製フライパン ルポア 」は、熱伝導率を高めるため3㎝程度ふちをカットしているため、24㎝サイズのようにみえますが、フライパンのサイズとしては、一般の26㎝サイズにあたります。