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日本のパン技術の真骨頂「食パン」をもっと美味しく食べる

世界のパンの中で、 日本のパン製造の技術水準は最も高く、食パンはその真髄を発揮していると思います。もともと海外からの伝わったパンでしたが、特に日本の代表的な食事パンである食パンは独自の進化を遂げ、しっとり、ふんわり、もっちり、そして口溶けの良さ、毎日食べても飽きないといった類を見ない特徴のあるパンです。

パン職人の技術レベルが全体的に高く、パン工場とった大量生産においても、生地作りをはじめ発酵段階のコントロールや焼き加減の調整技術が絶妙で、安定した品質のパンを国内外の市場に提供しています。

焼きたて食パンの新発見

焼きたてのパンというと、美味しさに期待を寄せる方が多いですが、意外なことに、食パンはその例外と言えるかもしれません。実はその美味しさの魅力を最大限に引き出すには、数時間を置くのがコツです。

フランスパンのようにシンプルな配合で、窯の鉄板の上で直接焼かれるパンは、焼きたての状態が最も美味しいです。しかし、食パンの場合は専用の型に入れて焼かれるため、独特の特徴があります。それは、食パンに使用される生イーストに含まれる成分が要因になります。

生イースト

生イーストの製造過程では、モラセス(糖蜜)が生イーストの栄養源として使用されます。このモラセスが発酵を助ける重要な役割を果たす一方で、食パンの焼きたての段階では香りが残るため、パンの風味に影響を与えることがあるのです。

そのため、焼きたてを食べるよりもしっかり冷却されさらに時間を置くことで、余分な香りや湿気が抜け、パン全体が落ち着きます。すると、しっかりとした食感と芳醇な香りが調和し、本来の美味しさが引き立ちます。この段階になり、さらに美味しくするためにはトーストが有効です。

食パン革命!鉄製フライパンで広がる新たな美味しさ

食パン専用鉄製フライパンで食パンをトーストするという方法は、食パンのポテンシャルを最大限に引き出す最適な手法です。トースターとは異なり、食パン専用鉄製フライパンは均一な熱伝導を持つため、焼き目がムラなく美しく仕上がります。外側は香ばしくカリッと焼き上がり、内側はしっとりふんわりと保たれる点が特徴的です。


一方、トースターは手軽に使える便利な道具ですが、その熱源が固定されているため、パンの表面に焼きムラが生じることがあります。また、温度管理が難しい場合もあり、思ったより焦げすぎたり、中が乾燥してしまうことがあります。その点で、鉄製フライパンは火加減を細かく調整しながら焼けるため、自分好みの焼き加減を実現できるのです。


食パン専用鉄製フライパンで作るトーストは、小麦の持つ香ばしさ、サクふわな食感を強調し、食パンの可能性を広げるワクワク感を与えてくれます。ぜひ、この特別なトーストで、食パンの新しい魅力を再発見してみてください!

この記事の著者

株式会社Kids Pockets

食品メーカーで25年以上にわたり商品企画・開発に携わり、特に小麦粉・米粉を使ったベーカリー製品の開発を専門としてきました。
「食を通じて人に寄り添い、美味しさで驚きと感動を届けたい」という想いのもと、暮らしをもっと楽しく、豊かにする商品づくりに取り組んでいます。開発商品「サクッと、ふんわり 食パン専用鉄製フライパン〈ルポア〉」は、数年にわたり理想のトーストを追求したこだわりの一品です。食パンの“本当のおいしさ”を引き出す道具として、多くの方にお届けします。

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