マヨネーズでしっとり!鉄製フライパンで作る絶品卵焼き
卵焼きをふんわり、そしてしっとり焼きたい――。そんなときに頼れるのが、実はマヨネーズです。
ひとさじ加えるだけで、口当たりはやわらかく、冷めてもパサつきにくい卵焼きになります。今回は鉄製フライパンの熱の特性を活かし、家庭でも料亭のような仕上がりにするコツをご紹介します。

鉄製フライパンが卵焼きに向いている理由
1.蓄熱力でムラなく火が通る
卵液全体が均一に加熱され、焼き色もきれいに仕上がります。
2.香ばしさが加わる
鉄ならではの微かな焼き香が、卵の甘みを引き立てます。
3.温度キープがしやすい
火を弱めても余熱でじっくり火を通せるため、巻きやすい固さに調整可能です。
マヨネーズが卵焼きをしっとりさせる3つの理由
1.乳化作用で卵液をなめらかに
卵黄のレシチンが油と水分を均一に混ぜ、加熱時の気泡が壊れにくくなります。そのためふっくら感が続きます。
2.油分でたんぱく質の締まりを抑える
油分が卵のたんぱく質の網目構造を緩め、過加熱でも固くなりにくく、しっとりやわらかな食感に。
3.酸味が卵白の泡をわずかに安定化
マヨネーズに含まれる酢の酸が卵白の変性温度を下げ、柔らかい口当たりを助けます(膨らみに与える影響はごくわずか)
入れすぎはNG!卵焼きが分離する理由
マヨネーズを多く入れすぎると、焼いている途中で卵と油が分離し、層がまとまらなくなります。
いり卵やスクランブルエッグのように混ぜながら仕上げる料理なら油分が全体に行き渡っても問題ありませんが、卵焼きは層を重ねて形を作るため、滑って巻きにくくなります。
目安は卵1個につき小さじ1弱までがベストです。
材料(卵2個分・小さめ1本)
- 卵 … 2個
- マヨネーズ … 小さじ2(約10g)
- 砂糖 … 小さじ1(甘めがお好みなら小さじ2)
- 塩 … ひとつまみ
- サラダ油またはバター … 小さじ1(焼き用)
作り方
1.卵液を作る
ボウルに卵を割り入れ、砂糖・塩・マヨネーズを加えてよく混ぜます。
2.フライパンを温める
鉄製フライパンを中火で温め、油をなじませます。一度ぬれ布巾の上に置き、温度を安定させます。
3.焼く
卵液の1/3量を流し入れ、半熟になったら手前に巻きます。同じ工程を2回繰り返し、全体を巻き上げます。
4.仕上げ
巻き終わったら火を止め、形を整えながら余熱で中まで火を通します。
美味しく作るコツ
- マヨネーズは卵1個につき小さじ1弱まで。
- 巻くときは半熟状態で巻き始めると層がきれいに。
- 焼きすぎず、鉄フライパンの余熱を活用する。
- 甘めにする場合は砂糖を多めにすると、鉄製フライパンの香ばしさと相性抜群。
まとめ
鉄製フライパンとマヨネーズは、卵焼きの味と食感をワンランクアップさせる最強タッグです。
ふんわりしっとり、香ばしい卵焼きはお弁当にもぴったりです。
「いつもの卵焼きを少し贅沢にしたい」そんな日に、ぜひ試してみてください。

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