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フライパンはいつ買い替える?

鉄・テフロン・ステンレス・セラミック、それぞれの交換目安と長持ちのコツを紹介します。

フライパンは毎日の料理に欠かせない道具ですが、「そろそろ買い替えどきかな?」と迷うことはありませんか?
今回は、鉄・テフロン・ステンレス・セラミックの4種類のタイプについて、それぞれの特徴と交換の目安、さらに長持ちさせるポイントをご紹介します。

1. 鉄製フライパン

交換目安:ほぼなし(一生もの)

鉄製フライパンは、適切に手入れをすれば半永久的に使えます。表面が黒く変化していく「油膜」は、焦げつき防止と味わいを増す育ちの証です。
焦げやサビが出ても、磨いて焼き直せば再生可能です。むしろ使い込むほどに性能が上がります。

長持ちのコツ

  • 使用後は洗剤をできるだけ使わず、お湯かたわしで洗う
  • 洗浄後は、しっかり水気を飛ばし、油を薄く塗って保管
  • 使えば使うほど調子が良くなる

2. テフロン加工フライパン(フッ素樹脂加工)

交換目安:2〜3年

もっとも普及しているタイプですが、寿命は短めです。
表面のコーティングが剥がれると、焦げつきやすく、調理に油が必要になります。傷や色あせが目立ってきたら買い替えのサインです。

長持ちのコツ

  • 空焚きや強火を避ける
  • 金属製のヘラや菜箸は使わない(木やシリコンがおすすめ)
  • 洗うときは柔らかいスポンジを使用

3. ステンレス製フライパン

交換目安:10年以上(ほぼ半永久的)

ステンレスは非常に丈夫で、サビや摩耗に強く、正しく使えば10年以上愛用できます。重さがある分、熱ムラが出にくく、強火調理にも耐えられます。
ただし焦げつきやすさが難点。うまく温度管理ができないと使いづらく感じるかもしれません。

長持ちのコツ

  • 予熱をしっかりしてから油をひく(ステンレスの基本)
  • 酸性・塩分の強い食品を長時間放置しない
  • こびりつきは重曹やクエン酸でケア

4. セラミック加工フライパン

交換目安:2〜3年

見た目が美しく、油を控えて調理できるのが魅力ですが、実は寿命は短めです。
表面のセラミックコーティングが剥がれてくると焦げつきが目立ちます。耐久性はテフロンと同程度と考えると良いでしょう。

長持ちのコツ

  • 強火を避け、中火以下で使用
  • 洗浄は柔らかいスポンジで優しく
  • 衝撃に弱いため、落下や重ね置きに注意

まとめ

  • 鉄製正しく手入れすれば「一生もの」
  • テフロン2〜3年で交換が目安
  • ステンレス10年以上長持ち、半永久的に使用可能
  • セラミック2〜3年で寿命

短期的にラクさを求めるなら「テフロン・セラミック」、長期的にコスパを求めるなら「鉄・ステンレス」が有利です。

フライパンは料理の仕上がりだけでなく、食生活の満足度を大きく左右する道具です。
ご自身のライフスタイルに合わせて、ぜひ“あなたにぴったりの一枚”を選んでみてください。

この記事の著者

株式会社Kids Pockets

食品メーカーで25年以上にわたり商品企画・開発に携わり、特に小麦粉・米粉を使ったベーカリー製品の開発を専門としてきました。
「食を通じて人に寄り添い、美味しさで驚きと感動を届けたい」という想いのもと、暮らしをもっと楽しく、豊かにする商品づくりに取り組んでいます。開発商品「サクッと、ふんわり 食パン専用鉄製フライパン〈ルポア〉」は、数年にわたり理想のトーストを追求したこだわりの一品です。食パンの“本当のおいしさ”を引き出す道具として、多くの方にお届けします。

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