パリッとジューシー！鉄製フライパンで楽しむ冷凍餃子の極意

冷凍餃子は手軽で美味しい便利な一品ですが、家で焼くと「皮がフライパンにくっつく」「底がベチャっとしてパリッと感が出ない」──そんな失敗を経験した方も多いのではないでしょうか。
実は鉄製フライパンを使えば、家庭でも専門店のような“パリッとジューシー餃子”が楽しめます。鉄製ならではの高い蓄熱性と香ばしさを引き出す力が、冷凍餃子をワンランク上の仕上がりにしてくれます。

今回は、鉄製フライパンで冷凍餃子を美味しく焼くための手順と「極意」をご紹介します。

鉄製フライパンが冷凍餃子に向いている理由

1.温度が下がりにくい

餃子を一度に10個、20個と並べても、鉄製フライパンなら温度が急に下がりません。皮がベチャつかず、均一な焼き目がつきます。

2.蒸し焼きに強い

餃子は「焼く・蒸す・焼く」の三段階が基本。鉄は水分を加えても温度が安定しているので、蒸し焼きの間もジューシーさを逃しません。

3.香ばしさを最大化

鉄の熱で皮が香ばしく仕上がり、餃子の香りをより引き立てます。表面はパリッ、中はジューシーに。このコントラストが専門店さながらの味わいになります。

これが“極意”！鉄製フライパンで冷凍餃子をカリッと仕上げる3つのポイント

ポイント① フライパンはしっかり予熱

油を入れる前に中火でしっかり熱しましょう。手をかざして熱を感じるくらいが目安。温度不足は皮がくっつく原因になります。

※一部の冷凍餃子には「予熱不要」と書かれているものもあります。その場合はパッケージの指示に従い、冷たいフライパンから調理しても大丈夫です。

ポイント② 蒸し焼きは「熱湯」を使う

水ではなく熱湯を入れると温度が下がらず、皮が均一に仕上がります。IHヒーターでも同じ要領でOKです。

ポイント③ 仕上げに油をひと回し

蒸し焼きが終わったら少量の油を回しかけ、底をカリッと仕上げます。羽根つき餃子にしたい場合もこのひと手間が効きます。

基本の焼き方（20個分）

• 冷凍餃子 … 20個
• サラダ油 … 大さじ1
• 熱湯 … 100ml

1. フライパンを中火で熱し、油をなじませる（予熱不要タイプの場合は冷たいフライパンからでOK）。
2. 餃子を放射状に並べ、底に軽く焼き色がつくまで触らずに焼く。
3. 熱湯を入れてすぐ蓋をし、3〜4分蒸し焼き。
4. 水分が飛んだら蓋を外し、油を少量回しかけてカリッと仕上げる。

美味しく仕上げるコツ

• 蒸し焼きは水より熱湯を使う：温度が下がらず皮が均一に。
• 最後に油を回しかける：底がパリッと香ばしくなり、羽根つき餃子も簡単。
• タレはシンプルに：酢＋しょうゆ、または酢＋こしょうがおすすめ。

まとめ

鉄製フライパンで焼いた冷凍餃子は、外はパリッと香ばしく、中はジューシーで専門店のような仕上がりに。
パッケージの指示を確認しつつ、鉄製ならではの「蓄熱」と「香ばしさ」を味方につければ、冷凍餃子がごちそうに変わります。

次のお休みには、鉄フライパンで“冷凍餃子パーティー”を楽しんでみませんか？
「えっ、これ冷凍餃子!?」と家族や友人を驚かせること間違いなしです！