トースターじゃ味わえない。フライパンで焼く食パンピザが最高だった話
ピザトースト、それは、どの家庭にもある「食パン」を使った、もっとも手軽なごちそうのひとつ。でも、いつもトースターで作っていませんか?
実は、鉄製フライパンで焼くとまったく別の食べ物になるんです。サクッと香ばしい耳、ふんわりモチモチの中身、とろ〜りチーズに焦げ目がついたら、もう感動レベルです。
今日はそんな「鉄製フライパンで焼く食パンピザ」のおいしさと魅力を、たっぷりとご紹介します。

なぜ鉄製フライパンで?違いは「焼き加減」と「香ばしさ」にあった
ピザトーストといえば、トースターで焼くのが一般的。でも実は、鉄製フライパンで焼くと、まったく別ものに感じられるほど「焼き加減」と「香ばしさ」が変わります。
トースターは上下から一斉に熱を当てるため、パン全体が一律に焼けます。表面は焼けますが、熱が逃げやすく、内側は水分が抜けてパサつきがち。耳も固くなりやすいんです。
一方、鉄製フライパンは「蓄熱性」と「熱伝導」の力が段違いです。熱がしっかりと下からパンに伝わるので、
- パンの底は全体がカリッと香ばしく
- 耳の部分までパリッとした歯ごたえに
- 中はしっとり、ふんわりと水分を保ったまま仕上がる
さらに、じっくり熱が入ることで、チーズの下のパンが蒸されてモチモチ食感に。チーズが焦げることなくとろける「焼き」と「蒸し」のいいとこ取りができるんです。
トースターでは得られない“パンの奥まで届く熱”。それが、鉄製フライパンの圧倒的な焼き上がりを生む理由です。一度この仕上がりを体験したら、もう元には戻れません。
簡単!ピザトーストレシピ
材料(1人分):
- 食パン( 6枚切 または 5枚切 )…1枚
- ピザソース or ケチャップ+マヨネーズ
- ピーマン・ウインナー・コーンなどお好みの具
- ピザ用チーズたっぷり
- 弱火で鉄フライパンを温める
- パンの片面を軽くトースト(この面が“下”になる)
- 裏返して具とチーズをのせる
- 蓋をして弱火で約3〜4分。チーズがとろけたら完成!
※ふたをすることでオーブン効果が生まれ、チーズがきれいに溶けます。

鉄で焼くからこそ、五感が刺激される
焼ける音、立ちのぼる香ばしさ、ふわモチ食感、ただのピザトーストが“ごちそう”になる瞬間です。それでいて、パンの内側は水分を閉じ込めたままふわっと仕上がる。チーズの香ばしい焦げ目、ジュワッと溶けた脂、ほんのり焼けたピザソースの香り…。調理中に、“音”や“香り”もキッチンで体感できるのも、鉄製フライパンの調理ならではのワクワク感です。
これはもう、普通のトースターには真似できません。
朝ごはんにも、おやつにも、おもてなしにも
「ただの食パンが、ここまでおいしくなるなんて」、鉄製フライパンを使い始めた方から、そんな声をよくいただきます。
時間がない朝でも、冷蔵庫にある残りものをのせるだけで完成する“食パンピザ”。にもかかわらず、食べた瞬間の満足感は、まるでピザ屋さん並みです。
さらに、午後のおやつタイムや、ちょっとした来客のおもてなしにもぴったり。鉄製フライパンで焼けば、香ばしさがひと味違います。
私自身、はじめて焼いたときに本当に驚きました。焼きたてを一口食べたその瞬間、きっとあなたの毎日が少し楽しくなるはずです。