「フライパン」が変わると、朝ごはんが変わる?
~3週間の変化をレポート~
朝ごはんは、毎日のこと。だからこそ、「なんとなく」「いつも通り」で済ませてしまいがちです。
私もそうでした。トースターでパンを焼いて、コーヒーを淹れて、食べて終わり。
決して悪くはないけれど、そこに“楽しさ”や“感動”があったかと言われると、正直なところ…微妙でした。
けれどある日、開発段階の“食パン専用”の鉄製フライパンを手に入れてから、毎朝の風景が少しずつ変わっていったのです。今回はその変化を「3週間レポート」としてご紹介します。
【1週目】半信半疑スタート
初日は、「本当に違いなんてあるの?」という気持ちでスタート。でも、パンを置いた瞬間のジュッという音に驚き、ひっくり返したときの焼き色に思わず「おっ」と声が出ました。
✔ 火通りが早く、外はカリッと中ふわっ
✔ バターなしでも香ばしい風味
✔ 後片付けが楽!
「これは…ちょっと面白いかも」。このときふと、これまで試作段階で考えていた“理論上の効果”が、
「なるほど、こういうことか」と自分の舌で腑に落ちたのを覚えています。
使ってみて初めて気づく、熱の伝わり方や焼き色の違い。開発者の自分でさえ、ちょっと感動してしまった1週間目でした。

【2週目】朝ごはんが「楽しみ」になった
2週目には、明らかな変化が。それは、「起きたくない朝」でも、パンを焼くのがちょっと楽しみになってきたことです。2週目になると、自分の中ではっきりした変化がありました。それは、「起きたくない朝」でも、パンを焼くのが楽しみになっていたこと。
・厚切りの食パンをじっくり焼いて、仕上げにバターと蜂蜜をのせる
・前夜の残り野菜と一緒に、目玉焼きを添えたワンプレートに
・休日は、あえて時間をかけて“外サク中フワ”の極みを目指す
何気ない朝の食卓に、満足感とちょっとした達成感が生まれました。
【3週目】食パン以外も焼いてみたくなる
3週目に入ると、「このフライパン、パンだけじゃもったいないな」と思い始めました。
火の通りが早く、焼き色も香ばしい──これは、もっと色んな料理にも使えるはずだと。
実際にやってみたのは…
✅ ステーキ:表面は香ばしく中はジューシー。鉄ならではの焼き加減に感動。
✅ 野菜炒め:強火でもべちゃっとせず、シャキシャキに仕上がる。
✅ 焼き魚:皮はパリッと香ばしく、中はふんわり。グリルいらずで気軽に。
こうして「朝だけの道具」だったフライパンが、昼も夜も使いたくなる“相棒”へと変わっていったのです。朝が「義務」から「小さなご褒美」に、さらに「料理そのものがちょっと楽しくなる」感覚へ──
そんな変化が、自然と育っていきました。

【まとめ】道具ひとつで、習慣が変わる
食パン専用鉄製フライパン。最初は「ちょっと変わった道具だな」と思っていました。でも今では、ただの調理器具以上の存在です。
✔ 焼き時間はたったの100秒。忙しい朝でも頼れる。
✔ 手入れは簡単で、洗いやすく長持ち。
✔ 使うほどに育ち、自分だけの一枚になっていく。
手間ではなく、ちょっとした“丁寧さ”を楽しむ。その積み重ねが、気づけば朝を、食卓を、そして日々の気持ちまでも変えてくれる。そんな実感を得た、3週間の記録でした。